2013年の日本糖尿病学会にて「合併症の予防のためにHbA1C 7.0%未満を目指しましょう」(keep your A1C below 7%)との宣言が出されています。今までの指導内容と大きな変化はないのですが、わかりやすい(覚えやすい)数値になっています。もちろん単にわかりやすくしただけではなく、合併症の発症率をもとに宣言が出されています。7%を下回っていれば将来の合併症のリスクがかなり抑えられるということです。また、今まで優良可不可で分けていたHbA1C値のコントロール指標を新基準で示すと、次のような感じになります。(NGSP値)
従来 優6.2%未満 良6.9%未満 可8.4%未満 不可8.4%以上
新基準 優6%未満 良7%未満 可8%未満 不可8%以上
http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?page=article&storyid=42